ポータブル電源は何時間もつ?容量と出力を図解|家電別の使用時間早見

ポータブル電源の使用時間の図解(イメージ)

くらしの選び方ノート編集部による商品選びの解説 カテゴリ:

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結論:「定格出力」で使えるか、「容量」で何時間かを決める

ポータブル電源選びは、2つの数字を別々に見るのがコツです。定格出力(W)は「その家電を動かせるか」、容量(Wh)は「何時間動かせるか」を決めます。まず図で全体像を確認しましょう。

使いたい家電が動くかは「定格出力」で決まる

図1 家電の消費電力と、必要な定格出力の目安

バーが長いほど、ポータブル電源に求められる定格出力(W)が大きくなります

LEDライト
約10W
スマホ充電
約10W
ノートPC
約50W
電気毛布
約50W
テレビ
約100W
電気ケトル
約1,000W
ドライヤー
約1,200W

緑:300Wクラスの出力でも使える/橙:1,000Wクラスでも余裕が少ない/赤:1,500W前後の出力が安心

スマホ充電やLEDライト、ノートPCのような小さな機器は、小型のポータブル電源でも動かせます。電気ケトルやドライヤーのように1,000Wを超える家電は、定格出力の大きい機種でないと使えません。容量が大きくても、出力が足りなければ動かない点に注意してください。

何時間使えるかは「容量」で決まる

図2 容量別の連続使用時間の目安

計算式:容量(Wh)×0.8÷消費電力(W)。0.8は変換ロスなどを見込んだ目安で、実際は機種や使い方で変わります

LEDライト(約10W)

1,000Wh級
約80時間
300Wh級
約24時間

ノートPC(約50W)

1,000Wh級
約16時間
300Wh級
約4.8時間

電気毛布(約50W)

1,000Wh級
約16時間
300Wh級
約4.8時間

テレビ(約100W)

1,000Wh級
約8時間
300Wh級
約2.4時間

電気ケトル(約1,000W)

1,000Wh級
約48分
300Wh級
出力不足で不可

同じ家電でも、容量が3倍以上違えば使える時間も3倍以上違います。停電が長引く場面では、消費電力の小さい機器を中心に使うと、電気を長く持たせられます。

選ぶ順番は4ステップ

① 家電を書き出す使いたい家電の消費電力(W)を確認
② 出力を確認同時に使うW合計が定格出力以下か
③ 必要Whを出す合計W×使う時間(h)
④ 容量を決める③÷0.8で、必要な容量の目安
使用時間(h)≒ 容量(Wh)× 0.8 ÷ 消費電力(W)

計算例:冬の停電、電気毛布を10時間使う場合

電気毛布50W+LEDライト10W+スマホ充電10W=合計70W(定格出力は300Wクラスで足ります)

70W×10時間=700Wh → 700÷0.8=約875Wh

結論:容量は1,000Whクラスが目安。300Whクラスでは一晩もちません。

必要な容量が出たら、同じクラスの3製品を比べましょう

上の計算例のように、使う家電と時間から必要な容量を決めると、選ぶ範囲を絞れます。

▶ 1,000Whクラスの3製品を比較する(Anker・EcoFlow・Jackery)

▶ 300Whクラスの3製品を比較する(Jackery・EcoFlow・BLUETTI)

すでに1,000Whクラスに決めている方は、価格と購入先へ

購入前に確認しておきたいこと

  • 家電の消費電力は、本体のラベルや取扱説明書で確認する(図の数値はあくまで目安です)
  • 冷蔵庫やエアコンなどモーターを使う家電は、起動時に大きな電力が必要になる場合がある
  • 定格出力を超えると、停止したり、動かなかったりする
  • 容量は余裕を持たせる。使うほど電池は劣化し、寒い場所では使える量が減ることがある

1,000Whクラスの具体的な3製品はこちらの比較記事、300Whクラスはこちらの比較記事で、仕様の違いを確認できます。基本の考え方はポータブル電源の容量と定格出力でも整理しています。

購入先を確認(1,000Whクラスの3製品)

価格・在庫・仕様は変わります。購入前に各販売ページで最新の情報をご確認ください。

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